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嵯峨野吟行 番外編その二

嵯峨野吟行   落柿舎投句

「落柿舎」 秋季号182号が送られてきました。その中の「落柿舎(全国)投句箱」に掲載されました。

五月雨や一夜に柿の落つ咄     伊丹竹野子

竹野子さんの句は特選20句の中のです。

老鶯の鳴き終わるまで息とめて   上田禎子

記念に載せておきます。上田禎子
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by basyou-ninin | 2006-10-21 16:03 | 吟行

鹿島吟行

鹿島吟行       10月8日(日)―9日(月)

鹿島神宮駅に立待月の11時ごろに着く。快晴の秋の日であった。

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根本寺へ行く道すがらの蜂の巣にみんな興味深々。
    
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根本寺はこじんまりしたお寺であった。

月の出づ方角を見る根本寺     禎子
   
月はちょうど本堂の裏山から上る。

有名な芭蕉の句碑
月はやし梢は雨を待ながら     桃青
   
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根本寺を出て鹿島神宮へ向かう。

鹿島アントラーズの本拠地らしい風景。
     
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途中の昼食を摂ったお店

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神宮の参道にある蕎麦屋さんで、たっぷりと盛られた常陸蕎麦に、そして添えてある小さなフライパンほどの掻き揚げを食べる。このお店は山下清の鹿島神宮の絵がかけてある。

鹿島神宮は古代からの木々の森があり、いかにも神が住みたもうという宮だった。

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玉砂利に足沈むなり神の留守     幸行子    

娘さんと母親がながながと祈っていたのが印象的だった。

「鹿島」の由来の鹿の園があり、鳴き声は、想像していたよりきれいではないのでちょっと幻滅。でも、仔鹿はやはり可愛い。

鹿の鼻ぬれて鹿島の要石     喜代子


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境内の茶店で、黍団子を食べつつ霊泉で淹れたコーヒーを飲み民宿へ。

鹿島灘に面する民宿に着く。宿の真ん前に荒波がうねっている。

浜駆ける犬の足跡秋夕日      伸子    
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立待月は六時近くに鹿島灘の海面から昇りだした。

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月の出を待つ人の影動きだし     洋子

月光を水に貼りたる漁師町     喜代子

灘の月ぐぐと上りて大きけれ     うさぎ

月の波上りつめては崩れては     雅子

月を載せ瓦の威風保ちけり     舞

波間には銀の蛇ゐる立待月      伸子
   

夜更けの波頭が月光を反射して輝いていた。沖は霧か靄かが壁のように立っていた。

海鳴って十七夜の光ゲ揉みしだく     恵子

ひと眠りふた眠りては月仰ぐ     幸行子

こうして立待月の一夜が過ぎた。

9日(月)

明け方から沈む月を見るために起きだした。

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月が沈んだのは日の出よりずっと後であった。

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遅い朝食の後、宿の主人のワゴンで鹿島漁港へ行く。

車の中で、朝起きたハプニングの、

蛤と化して汀へ濡れ伏しぬ     うさぎ

というアンハッピーなことに関わらず、話に盛り上がり、

旅半ば笑ひを隠す秋日和     雅子

と。

秋天や風車の向きのそれぞれに      紀子

風車の立つコンビナートを抜けて漁港へ。

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そして低気圧で前々日に貨物船が座礁した神栖へ行くことになる。神栖公園には鹿島灘を見渡す展望塔があった。船は見えなかったが、360度の展望。

貨物船ゆるりと入る秋の昼     洋子

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公園は

海荒れてまてば椎の実吹き溜る     恵子

鹿島は

コンビナートも貝も真白き秋思かな     喜代子

そして、常陸野は

電線の空へ背高泡立草     雅子        

という鹿島吟行であった。

                       文・写真 上田禎子
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by basyou-ninin | 2006-10-08 09:02 | 吟行

ゑのころや犬をほめられて嬉し

我が家の、寿々丸を散歩させていたら、通りがかったおじさんに、いい顔しているねえ(犬が)、いい犬だねえ、とほめられました。うんうん分かるひとには分かるのだ。寿々丸もなんとなく、褒められているのが分かるみたいで、いいささかかしこまっておりました。
毎日犬の散歩のために生きている様でもありますが私も山の中の道を散歩するのが好きで、これは唯一の私の楽しみでもあるのです。(なんと淋しい生活!)雨は雨で、かっぱを着て、犬と、雨の匂いをかぎながら歩き回ってくると、ストレス解消になり、ににんのつらい20句出しの席題句会のことも、ワスレられるのであります。
疲れすぎた頭と、運動不足には、ダイエットには、しば犬を!
尾崎じゅん木
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by basyou-ninin | 2006-10-04 21:37